光回線の引き込み場所はどこがおすすめ?設置場所を変更したいときの手順も紹介!

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光回線を導入するにあたり、必要となるのが光回線の引き込みです。引き込み場所が回線速度に影響を与えるのでは?と思うと、どこに引き込むか悩みますよね。


光回線の引き込み場所に迷ったら、目的に応じて以下の場所に設置するのがおすすめです。


・ひかり電話の利用を検討しているなら、電話の近くに引き込むのがおすすめ

・ネットをよく使用する場所が決まっているなら、その部屋に引き込むのがおすすめ

・エアコンがあるなら、エアコンの排気口を利用して引き込むのがおすすめ


この記事では、なぜ上記の場所がおすすめなのか、詳しく解説していきます。

光回線の引き込みには「光コンセント」が必要

光コンセントとは、光回線をつなげるのに必要なコンセントのことです。固定の光回線を利用する予定で光コンセントがない場合は、工事をして新たに設置する必要があります。

光回線に対応しているマンションに引っ越す場合でも、物件によっては室内まで引き込みが完了していないことがあります。そのため、入居前に光コンセントの引き込みが済んでいるかどうかを確認しておいたほうが安心です。

すでに室内に光コンセントがついている場合は設置工事の必要はありません。ただし、光コンセントによってはつなげられない光回線もあるため、契約を考えている光回線に対応しているか確認しておきましょう。

光コンセントが設置されている場合は、どこに設置されているかも確認しておくようおすすめします。一般的には、電話用のコンセントの近くに設置されることが多いですが、ないのであればエアコンダクトや、テレビアンテナコンセントの近くを確認してみると良いでしょう。

以下の記事に、光コンセントについてさらに詳しい情報を掲載していますので、ぜひ参考にしてみてください。

【光コンセントとは】探し方、設置工事から光回線利用までのすべてを紹介!

光回線の引き込み場所はどこがおすすめ?

最適な光回線の引き込み場所は、ひかり電話を利用するか、どこでインターネットを利用することが多いかなどで変わってきます。

ここでは、光回線を引き込むのにおすすめの場所を紹介します。状況に合わせて引き込み場所を決めてみましょう。

おすすめ「電話の近くに設置する」

ひかり電話の利用も考えているのであれば、電話機を設置する近くに光回線を引き込むのがおすすめです。

光回線を利用して使えるひかり電話は、NTTの固定電話よりも低料金で利用できることから、光回線の契約と同時に申し込む人が多いサービスです。ひかり電話を利用するには、ひかり電話に対応している『回線終端装置』に電話線をつなげる必要があります。

しかし、光コンセントの引き込み場所と電話機の設置場所が離れていると、接続ケーブルが長くなってしまい、室内がケーブルで乱雑になってしまいます。その点、回線終端装置と電話機を光コンセントの近くに設置すれば、配線も短くなり見た目をスッキリさせることが可能です。

電話機を置きたい場所が決まっているのであれば、その周辺で光回線の引き込み場所を決めましょう。

おすすめ「環境を整えたい場所に設置する」

ネット環境を整えたい特定の場所があれば、そこに光回線を引き込むのがおすすめです。

例えば、リビングでスマホやタブレットを使用することが多いのであればリビングに、主に書斎で使うのなら書斎に設置しましょう。オンラインゲーム用に光回線の導入を考えているのであれば、ゲームをする部屋に設置すると快適に使えるはずです。

特定の場所がなく、まんべんなくつなげたい場合は家屋の真ん中に設置するのがベストといえます。

光コンセントとつなぐ回線終端装置やルーターは、光コンセントの近くに設置するのが一般的です。ネット環境を整えたい場所が光コンセントの設置位置から離れている場合、Wi-Fiの電波が弱くなってしまうかもしれません。

インターネットを快適に使うためには、ネット環境を整えたい場所に光コンセントを設置するのがおすすめです。

おすすめ「エアコンなど排気口がある場所に設置する」

光ファイバーケーブルを近くの電柱から家屋まで引き込む際は、外から屋内へのとおり道が必要となります。光コンセントの設置場所次第では、壁に穴を開けて光ファイバーケーブルを引き込まなければなりません。

その点、エアコンなどの排気口がある場所に光コンセントを設置すれば、その穴を利用して光ファイバーケーブルを引き込むことができます。

光コンセントの設置場所に特にこだわりがない場合は、エアコンなどの排気口の近くに設置することを考えておくと良いでしょう。

工事費用が無料になるおすすめの光回線

光回線の工事費用は利用する光回線によって異なるものの、一般的に戸建てだと2~4万円、マンションだと2~3万円の費用が発生します。

しかし、この工事費用は各光回線サービスの特典やキャンペーンを利用すると無料になります。ここでは、工事費用が無料になるおすすめの光回線を2つ紹介します。

1.ドコモ光「工事費無料」

ドコモ光では新規申し込みで工事費が無料になる特典を用意しています。ドコモ光の工事費は戸建てで19,800円、マンションで16,500円かかりますが、特典を利用すれば支払いの必要はありません。

各光回線サービスが工事費無料の特典を提供していますが、ドコモ光は工事費が「完全無料」という特徴があります。

多くの光回線で採用しているのは、工事費を分割払いにして月々の請求額から同額を割引するという「実質無料」の仕組みです。工事費が実質無料の場合は、分割払いが終わっていない期間内で解約すると工事費の残額を請求されます。

ドコモ光は工事費が「完全無料」なので、もし契約期間内に解約するとなっても工事費の残額を請求される心配はありません。

また、ドコモ光のほかのメリットとして、スマホとのセット割が用意されている点も挙げられます。ドコモのスマホを使っている方がドコモ光に契約すると、毎月のスマホの通信料金が1回線当たり最大1,100円割引になります。ファミリー割引のグループ内であれば家族全員のスマホ料金が安くなるので、かなりお得です。

2.So-net光「工事費実質無料」

So-net光には、工事費を実質無料にできる月額割引特典があります。So-net光の工事費は戸建てとマンションどちらでも26,400円ですが、これを基本的には36回の分割払いすることになっています。

工事費の月ごとの支払い料金は初月990円、2~36ヶ月が660円です。工事費実質無料の特典を利用すれば、この工事費用と同額が月々の請求額から割引されます。

つまり、36ヶ月間継続して利用すれば、工事費の負担を0円にすることが可能です。ただし、36ヶ月の期間中にSo-net光を解約すると、残りの工事費の残額が一括で請求されるので注意しましょう。

So-net光では、auユーザー向けに「auスマートバリュー」というスマホとのセット割も用意されているほか、キャッシュバックの特典などもあります。auユーザーの方や3年の期間内に解約する予定がない方は、So-net光もおすすめです。

まとめ

光回線の引き込み場所は、電話の近く、エアコンなどの排気口がある場所、インターネットを主に使用する場所などに設置するのがおすすめです。設置工事の際に、すぐに希望を伝えることができるように、あらかじめどこに引き込むか決めておきましょう。