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【BIGLOBE】auひかりの解約手順
BIGLOBEで契約中のauひかりを解約する場合、BIGLOBEに連絡をします。BIGLOBEの契約に関しては、「退会」と「解約」のふたつの選択肢があるので、どちらを選ぶか考えておきましょう。
BIGLOBEにおける退会と解約の違いを簡単に説明します。
・退会とは・・・BIGLOBEで利用しているすべてのサービスを終了させることです。退会後は、インターネット接続だけでなくBIGLOBEメールや、ウェブリブログなども利用できなくなります。
・解約とは・・・インターネット接続にかかわる契約のみを終了させることをいいます。つまり、解約後もBIGLOBEのメールやウェブリブログ、個人ホームページなどの一部のサービスを利用することが可能です。ただし、「解約後は使用できる容量が減少する」「メールの保存期間が変わる」「利用料がかかる」など解約前とは利用内容が変更されるので注意しましょう。
ここからは、BIGLOBEをプロバイダに選んでいる方がauひかりを解約する際の手順を説明します。
手順1.BIGLOBEに連絡する
auひかりの解約の手続きは、プロバイダであるBIGLOBEに連絡します。解約は、WEBと電話の両方で手続きできます。
基本的にBIGLOBEの解約手続きは、WEBから行います。手続き方法は、BIGLOBEの会員サポートのページから、「BIGLOBEの退会・解約」を選び、案内に従って必要事項を入力します。
解約時に不明点などがある場合は、受付時間内にBIGLOBEに電話して手続きを行います。
0120-86-0962(無料)
03-6385-0962(有料)
受付時間:9:00~21:00(年中無休)
auひかりの解約手続きは、auショップやMy auでは行えないので注意しましょう。
手順2.設備の撤去工事を行う
BIGLOBEにWEBや電話で解約の手続きを行ったら、電柱から宅内に引き込んだ光ファイバーの撤去工事を行います。撤去工事は、必要なケースとそうでないケースがあるので、どちらに当てはまるかあらかじめ確認しておきましょう。
auひかりの解約にともなって撤去工事が不要なのは、以下に該当するケースです。
・「マンションタイプ」を契約している方
・2018年3月1日より前にauひかりに申し込んだ方
・引っ越し先で引き続きauひかりを利用する方
auひかりで「マンションタイプ」を契約している方は、基本的に撤去工事は必要ありません。ただし、賃貸住宅で「ホームタイプ」を契約している方、大家さんや管理会社から退去時の原状復帰として設備の撤去を求められている方は、撤去工事が必要となります。
また、auひかりの「ホームタイプ」に契約している方でも、2018年3月1日よりも前に契約している場合、撤去工事は不要です。撤去工事を希望する方のみ依頼することができます。
手順3.レンタル機器を返却する
auひかりからのレンタル機器がある場合は、機器を返却しなければなりません。解約手続きが済むと、KDDIから着払い伝票や説明書などが入った返却キットが送られてくるので、返却の準備をしましょう。
送られてきた着払い伝票には、どの機器を返却すれば良いか記載されています。製造番号やシリアル番号なども記載されているため、確認しながら梱包しましょう。
きちんと梱包して着払い伝票を貼って返品すれば、レンタル機器の返品にまつわる料金は発生しません。
しかし、レンタル機器の返却漏れがあった場合は、後から別送することになり、その際は元払いとなります。余分な出費を避けるためにも、レンタル機器はよく確認して返却することが大切です。
また、レンタル機器を返品しなかった場合は、後から機器の代金が請求されるので注意しましょう。
【BIGLOBE】auひかりの解約にかかる費用
auひかりの解約には、費用が発生することがあります。
・違約金
・設備の撤去工事費
・開通工事費の残債
・高速サービス解除料 など
違約金は、契約期間の途中で解約した場合に発生する費用です。料金は契約しているプランによって異なり、契約更新期間に解約する際は発生しません。
設備の撤去工事が必要になる場合は、31,680円(税込)の撤去工事費が発生します。2018年3月1日以前にauひかりに申し込んだ方は撤去工事が不要ですが、撤去を希望する場合は、11,000円(税込)の撤去工事費がかかります。
auひかりの申し込み時に発生した開通工事費を分割払い、なおかつ解約時に残債が残っている場合は残債を支払う必要があります。開通工事費の残債は、最終請求日に一括で請求されます。残債の有無は、My auで確認できるので、解約の手続き前にチェックしておきましょう。
auひかりの最大速度5Gbps、10Gbpsの高速サービスを利用している場合、高速サービス解除料が発生することがあります。高速サービス解除料が発生するのは最低利用期間である12ヶ月以内に解約する場合、解除料として2,750円(税込)の支払いの必要が生じます。
auひかりの解約金について詳しくは、こちらの記事をご覧ください。
auひかりを解約する際の注意点
auひかりを解約する際にはいくつか気を付けたい点があります。
・解約月の料金は日割りされない
・auスマートバリューの適用が外れる
・電話番号が引き継げない場合がある
それぞれについて、詳しく解説します。
解約月の料金が日割りされない
auひかりの解約では、基本的に解約月の料金が日割り計算されず、1ヶ月分の料金が請求されます。契約しているプロバイダによっては日割り計算されることもありますが、BIGLOBEは日割り対象のプロバイダではありません。
そのため、月初めにauひかりの利用をやめても、月末ギリギリまで利用しても請求されるのは同額です。できるだけお得に解約したいなら、解約月の月末までauひかりを使うことをおすすめします。
解約手続きのタイミングにも注意が必要です。BIGLOBEでは、毎月25日までを当月分の受け付けとするので、26日以降に解約の手続きを行うと反映されるのが翌月となります。
たとえば、auひかりを10月末まで使って解約したい場合は、10月25日までにBIGLOBEで解約受付をしておく必要があるということです。
BIGLOBEに連絡するのが10月26日以降だと、翌月の解約になるので、さらに1ヶ月分の料金を支払わなければなりません。
月の初めに解約手続きをしても、1ヶ月間は使うことができるので、解約の連絡は早めにしておくと良いでしょう。
また、auひかりの月額料金は日割り計算されませんが、電話やテレビサービスの料金は日割りになります。
auスマートバリューの適用が外れる
auひかりとauのスマホや携帯電話をセットで契約している場合、auスマートバリューの適用がなくなります。auスマートバリューによるスマホや携帯電話の利用料金の割引は、解約と同時に受けられなくなるので注意しましょう。
料金を重視して乗り換えを検討している場合は、スマホとインターネットの合計が安くなるか確認しましょう。
乗り換え後もauスマートバリューの適用を維持したいなら、auスマートバリューを適用できる光回線に契約するのがおすすめです。
電話番号を引き継げない場合がある
契約の際にauひかりで発行した固定電話番号は、auひかり専用のものなので解約時に引き継ぐことができません。
しかし、もともと加入していたNTTの固定電話番号をauひかりで利用していた場合は、引き継ぎ可能です。
電話場合を引き継ぐには、以下のいずれかの方法を選び、手続きを行う必要があります。
・一度、NTTのアナログ電話に戻す
・新しい光回線でひかり電話に契約する
すでに乗り換え先の光回線が決まっている場合は、auひかりを解約する前に新しい光回線を開通させると、電話番号の引き継ぎがスムーズに行えます。解約手順を誤ると、ひかり電話間の引き継ぎはできなくなるので注意しましょう。
まとめ
BIGLOBEでauひかりを利用している場合、解約手続きはBIGLOBEで行いましょう。
解約のタイミングや利用期間によっては、違約金や開通工事費の残債、設備の撤去工事費、高速サービス解除料などの費用が発生することがあります。また、auスマートバリューの適用が外れる、電話番号を引き継げないといったデメリットがあることにも留意しておきましょう。
デメリットや解約にともなう費用を最小限に抑えるために、乗り換え先や解約のタイミングをしっかりと確認することをおすすめします。