工事前に確認!フレッツ光の工事費用と工事内容は?

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フレッツ光の利用を検討しているとき、開通工事にかかる費用や時間について、気になっている方も多いのではないでしょうか。


そこでこの記事では、フレッツ光の開通工事について、以下の内容を解説していきます。


・フレッツ光の開通工事にかかる費用と時間

・フレッツ光の開通工事の流れ

・工事前に準備しておくこと


費用や工事の流れなど、住宅のタイプによって異なる場合がありますので、ぜひ参考にしてみてください。

フレッツ光の開通工事にかかる費用と時間

まずは、フレッツ光の開通工事にかかる費用と時間の目安について解説していきます。

工事にかかる費用

開通工事にかかる費用は、住宅のタイプや工事内容によって以下のように設定されています。

工事内容

費用

戸建て住宅

19,800円

集合住宅(マンション、アパート)

16,500円

屋内配線工事が不要な場合

8,360円

無派遣工事の場合

2,200円

土日祝日の工事

3,300円(上記料金に追加)

 

無派遣工事とは、自宅に配線設備があり、自身で回線終端装置などを設置する場合のことです。中古住宅や賃貸住宅などで、前の住人が光回線を利用しており、すでに配線設備が整っている場合は無派遣工事になることがあります。

また、年末年始に工事を行うときは別途料金がかかります。料金は状況によって変わる場合がありますので、工事を申し込む前に確認しておくと安心です。

工事にかかる時間

標準の工事内容であれば、およそ1時間で終了します。ただし、想定外のトラブルや追加工事が発生したときは、工事時間が延長する可能性があります。

またセットアップサービスを申し込む場合は、工事終了後にセットアップを行うため、別途時間がかかるでしょう。

フレッツ光の開通工事の流れ

フレッツ光の開通工事は、住宅のタイプによって工事の流れが異なります。

戸建て住宅の場合

戸建て住宅の場合は、以下の流れで開通工事を進めていきます。

1.光ファイバーケーブルを家の中に引き込む

はじめに、電柱から光ファイバーケーブルを家の中に引き込みます。配線を固定するために、家の外壁に引き止めビスなどの金具を使って取り付ける場合もあります。

光ファイバーケーブルは、電話用の配管を利用して家の中に引き込むことが一般的です。ただし、配管に空きがないときはエアコンダクトを利用することがあります。エアコンダクトも利用できない場合は、外壁に1cm程度の穴を開けて光ファイバーケーブルを引き込みます。

壁に穴を開けることになった場合、賃貸住宅では大家さんや管理会社の許可が必要です。そのため、賃貸住宅で開通工事を行う場合は、事前に了承を得てから工事を行うようにしましょう。

2.光コンセントとホームゲートウェイ(Wi-Fiルーター)を接続する

家の中に光ファイバーケーブルを引き込んだら、次に行われるのは光コンセントの設置です。光コンセントには一体型タイプと分離型タイプがあり、自宅の状況に合わせて最適なタイプが設置されます。

光コンセントが設置されたら、回線終端装置とホームゲートウェイ(Wi-Fiルーター)に接続していきます。回線終端装置とは、光ファイバーケーブルから送られてきた光信号を電気信号に変換する装置のことです。

回線終端装置とホームゲートウェイ(Wi-Fiルーター)に接続したあとは、工事担当者が持参したパソコンで光回線が問題なく開通しているかのテストを行います。

3.ホームゲートウェイと機器を接続する

ここからの作業は自身で行います。セットアップを行い、パソコンやスマートフォンをホームゲートウェイ(Wi-Fiルーター)に接続していきましょう。

Wi-Fi機能を活用すれば、自宅の中で場所を気にせず自由にインターネットが楽しめます。もちろん、LANケーブルをパソコンに接続すれば有線接続で使用することも可能です。

セットアップ作業に不安がある場合は、開通工事を行った工事担当者に設定してもらうこともできます。その場合はセットアップ料金(3,300円)が追加で発生します。

集合住宅(マンション・アパート)の場合

次に集合住宅(マンション・アパート)での開通工事の流れを紹介します。

すでに自宅に光コンセントを設置されている場合は、作業工程2から工事がはじまります。

1.光ファイバーケーブルを家の中に引き込む

光ファイバーケーブルをマンションの共用スペースに引き込みます。

先述したように、配線を固定するために外壁に引き止めビスなどの金具を取り付けたり、外壁に穴を開けて配線を引き込んだりする可能性があるため、事前に管理会社やオーナーに開通工事の了承を得ておきましょう。

2.光コンセントとホームゲートウェイ(Wi-Fiルーター)を接続する

ここでの工事の流れは、戸建て住宅とほぼ同じです。

光ファイバーケーブルの引き込みが完了したら、室内に光コンセントを設置します。集団住宅の場合、オーナーの意向で最初から光コンセントが室内に設置されているケースもあるでしょう。

ただし、前の住人が光回線を使用していなかった場合は開通工事が必要です。申し込みの際に確認しておきましょう。

光コンセントが設置されたら、回線終端装置とホームゲートウェイ(Wi-Fiルーター)を接続していきます。

回線終端装置とホームゲートウェイ(Wi-Fiルーター)に接続したあとは、工事担当者が持参したパソコンで光回線が開通しているかのテストを実施し、問題がなければ業者側が行う工事は終了です。

3.ホームゲートウェイと機器を接続する

ここからは自身で作業を行います。セットアップを行い、お手持ちのパソコンやスマートフォンをホームゲートウェイ(Wi-Fiルーター)に接続していきましょう。

集団住宅の場合でも、セットアップに不安がある場合は、追加料金にて開通工事を行った工事担当者にセットアップをしてもらうことが可能です。

工事前に準備しておくこと

開通工事が無事終わらないとインターネットが使えないため、できるだけスムーズに開通工事を完了させたいものです。

ここでは、スムーズに開通工事を進めるために、事前に準備しておいた方が良いことを紹介します。

ホームゲートウェイ(Wi-Fiルーター)の設置場所を決めておく

まずは、自宅の中でホームゲートウェイ(Wi-Fiルーター)の設置場所を決めておきます。

ホームゲートウェイ(Wi-Fiルーター)を使用するためには、一般家庭用の電源(AC100V)が必要です。設置場所したい場所にコンセントがない場合は、電源タップなどを準備しておきましょう。

また、ホームゲートウェイ(Wi-Fiルーター)と通信機器を別の部屋または別の階などに設置したい場合は、追加工事が必要になることがあります。

自宅の状況によっては追加工事が必要かどうかの判断が難しい場合もあります。そのときは、申し込みの際に「追加工事希望」と伝えておくと良いでしょう。

工事の立会い日を決めておく

工事の立会い日を早めに決めておくことも大切です。特に、土日祝日などは工事が集中するため、希望の日程に予約できない可能性があります。

また土日祝日の工事は、通常の工事費にプラスして3,300円の追加料金がかかります。

早めにインターネットを利用したい人や費用を抑えたい人は、平日に開通工事を行うのがおすすめです。

工事の予約は約1ヶ月前から受け付けているため、土日祝日を希望する場合は、早めに予約しておくと良いでしょう。

工事の立会人を決めておく

開通工事では、室内に開通工事担当者が立ち入ることになります。そのため、開通工事に立ち会う人を事前に決めておきましょう。

立会人は契約者の家族や知り合いの方などでも問題ありません。ただし、自宅や契約者の通信機器の利用状況などがわかる人が望ましいです。

まとめ

今回はフレッツ光の開通工事について、工事にかかる費用や時間などについて解説しました。

開通工事の費用は、住宅のタイプや工事内容によって異なります。また土日祝日や年末年始に工事を行う場合は追加料金が発生しますので、事前に確認しておきましょう。