ソフトバンク光の解約にかかる費用
ソフトバンク光を解約すると、以下のような費用がかかることがあります。
・契約解除料
・開通工事費の残債
・レンタル機器関連料金
この項目では、それぞれに費用が発生するケースと具体的な料金を紹介していきます。
契約解除料
ソフトバンク光は定められている期間外で解約すると、解除料金が発生します。契約解除料は、プランによって変動するので、契約内容を確認しておきましょう。
・自動更新ありプラン(2年)・・・10,450円
・自動更新ありプラン(5年)・・・16,500円
ただし、どちらのプランも更新月に解約すれば、契約解除料は発生しません。また、上記のプラン以外の「自動更新なしプラン」に申し込んでいる場合も解除料は不要です。
開通工事費の残債
ソフトバンク光の開通にともなって屋外・室内工事をした場合、26,400円の工事費用がかかります。工事費は分割払いが可能ですが、払い終える前に解約すると残りの支払い額(残債)を一括で支払うことになります。
工事費と同額を毎月の利用料金から割引される「実質無料のキャンペーン」に加入している場合も、解約時に工事費の残債が請求される可能性があるので注意しましょう。
レンタル機器関連料金
電子機器をレンタルしている場合は、解約時に返却します。その際に、レンタル機器に破損があったり、返却日を超過したりすると料金が発生します。具体的な内容は以下の解説でご確認ください。
レンタル機器の未返却による違約金
ソフトバンク光を解約したら、14日以内にレンタル接続機器を返却しないといけません。返却期日までに返却が確認できない場合、違約金を支払うことになります。
「光BBユニット」がソフトバンク光のレンタル接続機器です。未返却だと違約金が18,000円発生するため、解約後はすみやかに返却しましょう。
オプションで光テレビの地デジチューナーをレンタルしていた場合は、返却する必要があるので忘れないようにしてください。返却の期日を超過すると8,000円の違約金が発生します。
レンタル機器の修理交換料金
レンタル機器を返却後に『故障』または『破損』があると、修理費が必要になります。「光BBユニット」の故障や破損時の修理代金は7,700円です。
ソフトバンク光|解約金をタダにする方法
ソフトバンク光の解約金(契約解除料)を実質無料にする方法を紹介していきます。
・更新月に解約する
・キャッシュバックの特典を利用する
この項目では、それぞれを詳しく解説します。
更新月に解約する
ソフトバンク光は、契約満了月(更新月)を含む契約解除料不要期間に解約すると、解約金は発生しません。契約成立日を1ヶ月目とすると、以下が該当します。
契約満了月
・自動更新ありプラン(2年)・・・24ヶ月目
・自動更新ありプラン(5年)・・・60ヶ月目
契約解除料が発生しない期間は契約満了月だけでなく、その翌月、翌々月の3ヶ月間も含まれます。
契約解除料不要期間
・自動更新ありプラン(2年)・・・24~26ヶ月目
・自動更新ありプラン(5年)・・・60~62ヶ月目
解約にあたり解約金を避けたいなら、まず更新月がいつかを確認してみましょう。そして、更新月を含む契約解除料不要期間に解約の手続きをすると、解約金の発生を0円にできます。
乗り換え先のキャッシュバックを利用する
「ソフトバンク光を解約したけど、更新月がまだ先・・・」という人もいるでしょう。契約解除料を負担するキャンペーンを実施中の光回線に乗り換えると、契約解除料を実質無料にできます。
また、高額なキャッシュバックを実施している回線もあります。キャッシュバックを利用することで契約解除料の完済が可能です。
高額キャッシュバック中の光回線で有名なのがNURO光です。NURO光に乗り換えると45,000円のキャッシュバックが受け取れます。
※キャッシュバックを利用するには、解約証明書の提出が必要です。提出の際にはコピーではなく原本を送らないと申請が通らないこともあるので、手続きに必要な書類をしっかり確認しておきましょう。
ソフトバンク光|解約までの3ステップ
ソフトバンク光の解約手続きの流れは以下のとおりです。
ステップ1:解約前の準備をする
契約解除料、工事費残債などの支払いの有無を確認し、撤去工事立ち会いの希望日などを決めておきます。
ステップ2:解約の手続きをする
サポートセンターに電話して解約の申し込みをします。
・電話番号:0800-111-6710(通話料無料)
・受付時間:10:00~19:00
ステップ3 機器返却の手続きをする
解約後2週間までにソフトバンク光からレンタルしていた機器を返却します。
ソフトバンク光を解約する際の注意点
ソフトバンク光の解約手続きを行う際に注意したい点を紹介します。
Web・ショップでは解約できない?
Webやショップではソフトバンク光の解約手続きをすることができません。
解約の申し込みはソフトバンク光サポートセンター(電話)が必要です。解約の連絡は解約希望日の6営業日前(土日祝日を除く)までに行いましょう。
サポートセンターにつながりにくい?
サポートセンターは電話が混雑していることが多いため、希望日ではなく2,3日前に電話することをおすすめします。手続きは解約希望日の90日前から可能なため、早めに連絡しましょう。
また、ソフトバンク光のサポートセンターは、土曜の夕方や日曜の夕方はつながりやすいといわれています。平日の昼間は避けて、週末の夕方に試してみると良いでしょう。
待ち時間なく電話を繋ぎたい方は、「折り返し電話予約」を利用するのがおすすめです。このサービスを利用することで、翌日以降の希望日にサポートセンターから電話がかかってきます。
サポートセンターの電話をつなげやすくするには、電話する際に「184」をつけて非通知にする、カスタマーIDを入力しないもSNSでいわれています。
通常はソフトバンク光のサポートセンターに電話をかけると最初に自動応答がありますが、非通知でかけると直接担当者につながることが多いようです。
また、カスタマーIDをあえて入力しないことで、直接担当者につないでもらえる確率が高くなるといわれていますが、これらは確かな情報ではないため、おすすめはできません。
解約の引き止めがしつこい?
「ソフトバンク光は、解約の引き止めがしつこい」という口コミもありますが、定かではありません。トラブルにならないようオペレーターの案内に従って、品質向上のために解約理由を問われたときは素直に回答しましょう。
まとめ
契約期間内にソフトバンク光を解約すると、解約にともなって解約金(契約解除料)が発生します。また、解約のタイミングによっては開通工事費の残債の支払いが必要になることもあるので、解約を決める前にどれくらいの費用がかかるのか計算しておくと良いでしょう。
解約金の発生を避けたい方は、契約解除料不要期間に解約するか、乗り換え先のキャンペーンやキャッシュバックの特典を使えば解約金を相殺することができます。どうしてもすぐに解約したいなどの理由で契約更新月を待てない方は、乗り換え先の特典を活用してみてください。