光回線をお得にスムーズに乗り換えよう!選び方のポイントは?

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光回線の乗り換えを検討しているものの、「手続きするのが手間」「解約金が気になる」「どの光回線サービスを選んだら良いのかわからない」といった理由で迷っていませんか。


この記事では、光回線を乗り換えるメリットや手順、そして乗り換え先の光回線の選び方のポイントを紹介します。


・通信速度をアップしたいなら「So-net光」がおすすめ

・料金を抑えたいならスマホとのセット割を活用しよう

・面倒な手続きなしで乗り換えを実現したいなら「ビッグローブ光」がおすすめ


乗り換える際に注意したい点もお知らせしますので、確認してみてください。

光回線を乗り換える3つのメリット

同じ光回線でも、各光回線サービスによって料金や通信速度が異なります。また、光回線サービスのなかには、新規顧客のためにお得なキャンペーンを用意しているところもあるため、他社への乗り換えが魅力に感じることがあるでしょう。

光回線を乗り換えることのメリットは、以下の3つにまとめられます。

・利用料金が安くなる
・通信環境が良くなる
・お得な特典を受けられる

それぞれについて詳しく解説します。

利用料金が安くなる

光回線の月額料金の相場は、戸建てで5,000円~8,000円、マンションだと4,000円~8,000円と、光回線サービスによって大きく異なるのが実情です。そのため、乗り換える会社によっては、利用料金が安くなることがあります。

また、利用している携帯電話会社とセット割が組める光回線を選ぶと、月額料金の節約につながります。

通信環境が良くなる

光回線を乗り換えることで、通信速度が速くなるなど通信環境が良くなる場合もあります。その理由は、光回線サービスを提供している会社によって通信速度が異なるからです。

光回線の下りの最大速度は1Gbpsが一般的ですが、32Mbpsや128Mbps、1Gbpsなど光回線の種類によって回線速度が異なります。現在契約している光回線よりも通信速度が速い光回線を選ぶと、速度の違いを実感できるでしょう。

お得な特典を受けられる

各光回線サービスでは、新規顧客を獲得するためにキャッシュバックや割引などのキャンペーンを行っていることが多いです。光回線サービスによっては、他社サービスから乗り換えの方限定でお得なキャンペーンを提供しているところもあります。

現在利用している光回線サービスの利用状況によっては、解約する際に解約金や違約金が発生することもあるでしょう。しかし、乗り換えの際にそれらのキャッシュバックや割引の特典を利用すると、解約金などの費用の相殺にあてることができるので節約につながります。

キャッシュバックや割引の特典を受けるには、各光回線サービスが定めた条件をクリアする必要があるので、条件などをよく確認しておきましょう。

「光回線を乗り換えたい!」光回線乗り換えの手順を確認!

光回線を乗り換える際の手順を紹介します。

1.工事が必要か確認する

新たに光回線を導入する場合は開通工事が必要となりますが、光回線を乗り換えるときは工事が不要なこともあります。

光回線の乗り換えで工事が発生しないのは、「フレッツ光」と「光コラボ」間の乗り換えで、この場合は転用と呼ばれる手続きを行うと、利用していた回線をそのまま使用することが可能です。光コラボには、ドコモ光、ソフトバンク光、So-net光、ビッグローブ光などが含まれます。

また、現在利用している「光コラボ」から別の「光コラボ」へ乗り換える場合も、これまでの回線をそのまま利用するため工事は不要です。光コラボ内での乗り換えは、事業者変更という手続きを行います。

ただし、光回線の乗り換えに回線工事が必要となるケースもあります。光コラボ、もしくはフレッツ光から「独自回線」への乗り換え、もしくは「独自回線」間の乗り換えです。auひかり、NURO光などは、独自回線に当てはまります。

2.申し込みをする

乗り換え先を決めたら、希望の光回線に申し込みましょう。代理店や公式サイトから申し込みます。

3.開通工事をする

申し込み後、1ヶ月ほど経過したら、新たな光回線の開通工事が行われます。特に繁忙期は工事までに2ヶ月以上の期間が空くこともあるため、ゆとりをもって申し込むのがおすすめです。

また、旧回線を早く解約してしまうと、インターネットを使えない期間が長くなるので気を付けましょう。

4.通信機器の設定をする

光回線の工事が終わったら、通信機器の設定を行います。光コンセントと通信機器を繋ぐためにONU(光回線終端装置)を設置し、その後Wi-Fiルーターと繋ぎます。

ONUとは、光ファイバーケーブルが送る光信号とパソコンなどで利用するデジタル信号を相互変換してくれる装置です。ONUがなければ、インターネット上でデータのやり取りをすることができません。

また、インターネットと同時にひかり電話を申し込んだ場合は、ONUとひかり電話の受信機能、ルーターの機能を有したHGW(ホームゲートウェイ)が設置されます。

5.利用していた光回線の解約をする

新しい光回線が開通したら、これまで利用していた光回線を解約しましょう。その際、レンタルしていたONU、Wi-Fiルーターがあれば忘れずに返却します。

光回線を乗り換える前に確認すべき3つのこと

光回線を乗り換えることにはメリットもあるとはいえ、「安くなると思ったら高くなった」「今までのサービスが使えなくなって不便」といったことも起こり得ます。

そのような事態を避けるために、光回線を乗り換える前には以下の点を確認しておきましょう。

解約すると違約金が発生するか確認

利用している光回線によっては契約期間が定められており、契約期間の途中で解約すると数千円~数万円の違約金が発生することもあります。

一般的な光回線は、契約期間が2~3年です。「すでに3年以上使っているから、いつでも解約できるはず」と考える方もいるかもしれませんが、契約が自動更新されていることもあるので注意しましょう。自動更新プランの場合は、いくら利用年数が長くても、契約期間内の解約には解約金の支払いが必要です。

とはいえ、2年契約、3年契約と自動で更新されるプランでも、契約更新月(期間)であれば、無料で解約できます。

例えば2年(24ヶ月)契約の場合、24ヶ月目が契約満了月となります。この月に解約する場合は、解約金が発生しません。多くの光回線サービスは、契約更新期間として1~3ヶ月の違約金不要期間を定めているので、解約金無料での乗り換えを考えているなら、この期間を利用しましょう。

工事費の未払いがないか確認

解約時の違約金に加えて、工事費の未払いがないかも確認しておきましょう。

光回線サービスの開通工事にかかった費用は、24回払い、36回払いというように分割して支払うことがほとんどです。工事費の支払いを終える前に解約すると、解約時に工事費の未払い分を一括で請求されるので注意しましょう。特に光回線を契約して短期間だと残債が多く、一度に支払うのは大変になるかもしれません。

入会時に「工事費実質無料」のキャンペーンを利用した場合でも、契約の継続期間の縛りがあるなどして工事費の負担を求められることがあります。工事費を支払っていないケースでも未払いなしとは限らないので、確認しておくようおすすめします。

また、仮に残債が残っている場合は、乗り換え先のキャッシュバックなどの特典利用で相殺できるか確認しておくと良いでしょう。

使えなくなるサービスがあるか確認

光回線を乗り換えることで、これまで使っていたサービスが使えなくなることもあります。例えば、ひかり電話を使っていた場合、元々がNTT発番でない限り、乗り換え後にはこれまでの電話番号は使えなくなる可能性が高いです。

また、光回線のサービスで発行されたメールアドレスも解約後は使えなくなります。さまざまなサービスにメールアドレスを利用している場合は、解約前にGmailやYahoo!メールなどのフリーメールで再登録しておくと良いでしょう。

プロバイダによっては、別途料金を支払うことで、メールアドレスのみ引き続き利用できることもあります。どうしてもメールアドレスを残したい場合は、有料で残すことができるか確認してみましょう。

ほかにも、テレビオプション、無料のセキュリティソフト、ルーターサービスなどが使えなくなるという点も覚えておきましょう。

光回線を乗り換えるときの判断基準

光回線の乗り換えにはメリットがあるとはいえ、乗り換え先の判断を誤るとプラスにならないこともあります。どの光回線を選ぶか決めるときの判断基準を紹介しますので、サービスを選ぶ際の参考にしてみてください。

通信速度をアップしたいとき

光回線の通信速度は会社によって異なります。インターネットの接続方式によっては、利用者が集中する時間帯にはアクセスが集中するため、速度が遅いと感じられることがあるようです。

特に従来のIPv4接続(PPPoE方式)は混雑の影響を受けやすいといわれています。それに対して、新しい接続方式であるIPv6接続(IPoE方式)に対応している回線は、混雑の影響を受けにくいので通信速度が速くなる可能性が高いです。

通信速度をアップしたいなら、IPv6接続(IPoE方式)に対応している回線を選びましょう。

光回線の乗り換えで、通信速度のアップを希望している方におすすめなのがSo-net光です。So-net光は、最大通信速度上り1Gbps、下り1Gbpsでデバイスのスムーズな動作を約束しています。また、無料オプション「v6プラス」でIPv6接続(IPoE方式)にも対応可能なので、混雑の影響を受けにくく快適なインターネットライフを楽しめますよ。

料金を抑えたいとき

光回線の利用料金を節約したいなら、スマホとのセット割を利用するのがおすすめです。セット割を利用すれば、契約プランに応じて利用料金の割引を受けられます。

おすすめの光回線

・ソフトバンクユーザーならソフトバンク光

ソフトバンクのスマホを使っている方は、ソフトバンク光がおすすめです。ソフトバンク光では、ソフトバンクのスマホとセット加入でスマホ通信量が永年毎月1,100円割引になる「お家割 光セット」を用意しています。しかも、家族もソフトバンクユーザーだと、それぞれのスマホ通信量から毎月1,100円が安くなるチャンス。離れて住む家族も含め最大10回線まで適用可能なので、通信料金を抑えたい方にピッタリです。

・ドコモユーザーならドコモ光

ドコモのスマホを使っている方なら、ドコモ光がおすすめです。ドコモのスマホユーザーがドコモ光を契約すると、「ドコモ光セット割」が適用され、毎月のスマホ通信量から最大1,100円(ドコモ光ミニ契約だと220円~550円)が割引されます。ファミリー割引のグループ内であれば離れて暮らす家族も20回線まで割引対象になるので、かなりお得です。

・auユーザーならauひかり

auひかりでは、auのスマホユーザー向けに「auスマートバリュー」を用意しており、スマホとネットをセットにすることで、スマホの通信料金が毎月最大1,100円の割引になります。最大10回線まで割引できるため、auユーザーが通信料金を抑えたいなら、auひかりがおすすめです。

面倒な手続きなしで乗り換えたいとき

乗り換えにまつわる手続きを減らしたいなら、光回線とプロバイダをセットで契約できる光コラボを選びましょう。光コラボだと解約の手続き、問い合わせが一度で済むので、手続きの煩わしさがありません。

おすすめなのは、ビッグローブ光。ビッグローブ光は、光回線とプロバイダをセットで契約可能な光コラボです。手続きが簡単に済むため、光回線の乗り換え手続きを楽に終わらせたい方にピッタリです。

まとめ

現在利用している光回線の速度に不満がある、もう少し利用料金を抑えたい、といった場合は、光回線を乗り換えることで解決できる可能性が高いです。光回線によって通信速度や料金は異なるので、利用中の光回線サービスよりも優れたサービスがないか探してみましょう。

新たな光回線を契約する前に確認したいのが、現在利用中の光回線サービスの契約期間や工事費の未払いの有無です。乗り換えてお得になると思ったのに、違約金や工事費の未払い分の一括請求で高額な費用を支払うことになると「こんなはずじゃなかった…」と感じるかもしれません。

あらかじめ解約時に費用が発生するのか、発生する場合は乗り換え先のキャッシュバックや割引などの特典利用で相殺できるか確認しておくと安心です。