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ADSLから光回線に乗り換えるメリット
ADSLから光回線に乗り換えることで次のようなメリットがあります。
通信が速くて安定する
光回線はADSLと比べると通信速度が速いのが特徴です。光回線の平均的なプランだと下りの速度は最大1Gbpsです。回線業者によっては2Gbpsや5Gbps、10Gbpsなどさらに高速なプランを設けているところもあります。
実際に最大通信速度が出ることは稀ですが、それに近い速度での通信が可能です。しかも、光回線は通信が安定しているため、速度が突然遅くなったり通信が途切れたりすることがほとんどありません。
これに対してADSLは下りの最大通信速度は50Mbps程度です。基地局から遠いとさらに遅く、つながりにくくなります。
ADSLから光回線に乗り換えれば、これまでの20倍以上の通信速度で安定性も増すため、非常に快適です。オンラインゲームもストリーミング再生の動画視聴もストレスなく楽しめるようになり、複数台の端末を接続しても速度が遅くなることはありません。
スマホとセット割でお得になる
ドコモやソフトバンク、auなどの携帯キャリアでは光回線のサービスも提供しています。同じ業者の光回線とスマホをセットで契約すれば割引料金で利用できます。
光回線の契約者が使用しているスマホだけでなく、その家族が使用しているスマホも割引対象になる場合もあり、家族全員が同じ携帯キャリアのスマホを使用しているとかなりお得です。
また、ドコモやソフトバンク、auなどのスマホは料金が高いということで、格安SIMを使用している人もいるでしょう。その場合には、スマホとのセット割は使えないものだと思われがちです。
しかし、格安SIMのユーザーでも、スマホとのセット割を利用できる場合があります。回線事業者やプロバイダなどが提供している格安SIMの場合には、スマホとのセット割プランを設けているところが多いです。
これに対してADSLではスマホとのセット割はありません。ADSLは光回線と比べて月額料金が安いことから、それが魅力で多少不便でもADSLを使っている人もいるでしょう。しかし、スマホとのセット割で安くなるのを加味すれば、光回線でもそれほど変わらないというケースもあります。
固定電話をまとめてお得になる
現在ADSLを使用しているのであれば、自宅の固定電話はアナログ電話の契約になります。アナログ電話だと、基本料金として毎月2,000円弱かかります。自宅の固定電話をあまり使わない人にとっては、高く感じられるかもしれません。
これに対して、光回線を契約していれば、ひかり電話のオプションサービスを付けることができ、基本料金が毎月550円と格段に安くなります。
通話料金に関してもアナログ電話よりひかり電話の方が安く済みます。その上、通話先との距離が遠くても、近場にかける場合と通話料金が変わりません。遠方の地域へ電話をかける機会が多い人にとってはかなりお得です。
キャンペーンが充実している
光回線業者の多くは新規での契約や他社からの乗り換えを対象にしたキャンペーンを実施しています。業者によって異なりますが、料金の一部キャッシュバックや、一定期間無料といったキャンペーンなどがあります。
数万円程度の高額なキャッシュバックキャンペーンを実施している光回線業者もあり、かなりお得に乗り換えられます。
また、ADSLから光回線への乗り換えをする際には、工事が必要になります。工事費用が数万円かかるため、どうしようか迷っている人も多いかもしれません。
光回線業者によってはキャッシュバックで工事費が実質無料になるところもあります。いったん工事費を支払う必要があるものの、毎月の料金から少しずつ割引されて、最終的な負担がゼロというところも多いです。
そのため、工事費についてあまり心配することなく、光回線への乗り換えができます。
ADSLから光回線に乗り換える手順
ADSLから光回線に乗り換える際に、どのような手順を踏めば良いのか見ていきましょう。
光回線を選ぶ
まず、乗り換え先の光回線事業者をどこにするか決めましょう。たとえば、フレッツ光・ドコモ光・ソフトバンク光・ビッグローブ光・So-net光などがあります。いずれも、全国で利用可能な光回線業者です。
現在使用しているスマホのキャリアなどにより、お得に利用できる光回線業者は異なります。たとえば、ドコモのスマホを使っているならドコモ光が良いでしょう。ソフトバンクかY!mobileのスマホを使っているならソフトバンク光がおすすめです。
auはauひかりのほかにビッグローブ光やSo-net光などでもスマホとのセット割が利用できます。
申し込み
光回線の申し込みは公式サイトだけではなく、代理店を通じても行えます。どちらの方法で申し込みをしてもサービス自体は変わりませんが、キャッシュバックなどが異なる場合があるため注意しましょう。
代理店経由での申し込みの場合には、代理店が独自にキャンペーンを実施している場合もあります。
工事
申し込み後に工事の予約を行います。申し込みから2週間~1ヶ月くらい後の日程で予約できることが多いです。春先などの混雑しやすい時期だと2ヶ月程度先になってしまうこともあります。
工事当日には立ち会いが必要になるため、自分か家族が自宅にいられる日に予約するようにしましょう。外の電柱から自宅内に線を引き込んで、回線終端装置を設置するという内容の工事です。
戸建住宅なら屋外と屋内の両方で作業を行い、1~2時間程度で終わります。マンションの場合には屋内のみの作業で済むことが多く、その場合の所要時間は30分~1時間程度です。
設定
工事が済んだら回線終端装置とパソコンをLANケーブルで接続しましょう。複数のパソコンやスマホなどを接続する場合にはWi-Fiルーターを介して接続します。接続したら初期設定を行うと、インターネットに接続できます。
初期設定の手順は、光回線業者やプロバイダから送付される資料などに記載されていることが多いです。特に難しい操作ではありません。初期設定用CD-ROMなどを配布していることもあります。
ADSLから光回線に乗り換える際の注意点
ADSLから光回線に乗り換える際には、ADSLの解約から光回線の開通までの間が空かないように注意しましょう。もし、ADSLの解約から光回線の開通まで何日か空いてしまうと、その期間はインターネットが使えなくなります。
最初に光回線の申し込みを済ませておき、工事日の日程が決まってから、それに合わせる形でADSLの解約手続きをするのが無難です。
工事費がいくらかかるのかも把握しておきましょう。工事費無料のキャンペーンを実施しているところもありますが、適用される条件の確認も必要です。
まとめ
光回線からADSLに乗り換えると、速度が大幅に速くなり安定性も高くなります。オンラインゲームもストリーミング配信の動画視聴も快適です。料金はADSLよりやや高めですが、スマホとのセット割や、新規契約時のキャッシュバックキャンペーンなどもあります。
ADSLを使っていて通信の遅さや不安定さがストレスに感じているなら、ぜひ光回線への乗り換えを検討してみてください。