引越しのタイミングで解約したい。auひかりの解約手順とかかる費用

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引越しを機にauひかりの解約を検討している場合「手続きの進め方や費用などが気になる」という方も多いでしょう。引っ越しに合わせて、ほかの回線へ乗り換えることも選択肢のひとつです。


auひかりを利用していて引越しをする場合、以下の3つのポイントをチェックしておく必要があります。


・引っ越し先のエリアでもauひかりの提供エリアであればそのまま使える

・そのまま使う場合は撤去費用や解約金は不要の場合もある

・引っ越し、解約の連絡はプロバイダへ


この記事では、引越しの際にauひかりを解約する場合の手順や、必要になる費用と解約費用を抑える方法について紹介します。

【引越し】auひかりを解約する3つの手順

auひかりを解約する際の3つの手順とそれぞれのポイントや注意点について紹介します。

手順1.プロバイダに連絡する

auひかりを解約するには、プロバイダへの連絡が必要になります。複数連絡してしまわないよう「プロバイダのみ」に連絡するようにしてください。

電話での受付窓口が設置されているほか、一部のプロバイダではWebでの受付も行っています。ただし、auショップやMy auでは受け付けていないので注意が必要です。

プロバイダ名

電話番号

営業時間

営業日

@nifty

0570-03-2210(有料)

03-6625-3232(有料)

(IP電話・国際電話・携帯電話定額制プラン)

解約に関する問い合わせ

10:00~17:00

日曜、祝祭日、年末年始を除く

@T COM

0120-805633(無料)

月~金 10:00~19:00

 

土日祝 10:00~18:00

年中無休

(メンテナンス日を除く)

ASAHIネット

0120-577-108(無料)

10:00~17:00

平日土日祝

BIGLOBE

0120-86-0962(無料)

03-6385-0962(有料)

9:00~18:00

年中無休

DTI

0570-004740(有料)

(IP電話・国際電話は対象外)

10:00~17:00

平日

So-net

0120-80-7761(無料)

9:00~18:00

日曜・1月1日・2日は除く

リンククラブ

03-5778-3881(有料)

10:00~19:00

平日

楽天ブロードバンド

0800-600-0111(無料)

0800-600-0222(無料)

9:00~18:00

年中無休

GMOとくとくBB

0570-045-109(有料)

10:00~19:00

平日

SmartLINE

0120-954-046(無料)

11:00~17:00

平日

エディオンネット(エンジョイ☆auひかり)

0120-71-2133(無料)

9:00~19:00

年中無休(年末年始は除く)

メガ・エッグ

0120-505-898(無料)

10:00~19:00

年中無休

自分が契約しているプロバイダへ連絡し、解約手続きを行いたい旨を伝えましょう。

プロバイダがわからない場合は、契約手続きをした書類や請求書などから確認することができます。

手順2.設備の撤去工事を行う

プロバイダへの連絡が終わったら、回線設備の撤去工事を行います。撤去工事が必要になるのは、2018年3月1日以降にauひかりのホームタイプに申し込んだ方のみです。マンションタイプに契約している方は必要ありません。

撤去工事とは、具体的には「点中から宅内にかけての光ファイバー設備を撤去する」作業のことです。壁に穴を開けて設備を接続しているようなケースでも、撤去後にきちんと穴も塞いでもらうことができます。

ただし、マンションで利用していてもマンションタイプではなくホームタイプに契約している場合、撤去工事が必要になります。

手順3.レンタル機器を返却する

撤去工事などが完了したら、プロバイダへ連絡したのち、レンタル機器の返却を行います。返却する機器は、ONU、ホームゲートウェイ、VDSLモデムまたはG.fastモデム、無線 LAN機器または無線カード、ACアダプターなどです。

解約後、指定された期間内にレンタル機器を返却しなかった場合、違約金が発生するため注意しましょう。

解約手続き完了後、10日前後で機器の返送先が記載された着払い伝票が送付されてきます。レンタル機器を借りた際に入っていた箱などに必要なものを詰め、着払い伝票を貼り付けて発送しましょう。

【解約費用】auひかりの解約でいくらかかる?

auひかりの解約時には、解約費用が必要になるため、事前に確認しておくことが大切です。ここからは、auひかりの解約時にかかる各種費用と金額について紹介します。

違約金

違約金は、契約更新月以外のタイミングで解約する際に必要になる費用です。契約更新月に解約すれば、必要ありません。

契約プランによって違約金の金額が異なります。自分が加入しているプランの違約金については、以下の表を参照してください。

 

ホームタイプ

マンションタイプ

ずっとギガ得プラン

ギガ得プラン

標準プラン

お得プランA

標準プラン

契約期間

3年自動更新

2年自動更新

なし

2年自動更新

なし

契約解除料

16,500円

10,450円

 

7,700円

 

標準プランには契約更新月が設定されていないため、違約金は発生しません。

契約更新月は、契約期間終了後3ヶ月間設けられています。違約金を抑えるなら、契約更新期間内に解約手続きを行いましょう。

開通工事費の残債

auひかりに加入し、回線を開通させる際に行う工事の費用は、分割で通信費に加算されて請求されます。しかし、同額の割引キャンペーンなどで実質無料になることがほとんどです。

ホームタイプで「41,250円」、マンションタイプで「33,000円」の工事費が必要で、それぞれ60ヶ月間、24ヶ月間支払い続けている形です。

分割支払い期間中に解約すると、解約時に残債を一括請求される点に注意しましょう。

分割支払いの期間内に解約手続きを行う場合、残りの残債分を支払わなければならないので、加入月数分を差し引いた額を準備する必要があります。

撤去工事費

撤去工事費は、解約時に設備の撤去工事を行う際に必要になるものです。撤去工事費は「28,880円(税抜)」必要になります。

撤去工事費が必要になるのは、2018年3月1日以降にホームタイプで契約したユーザーで、それ以前に契約した場合には撤去工事の有無を選択することが可能です。また、マンションタイプに加入している場合には、撤去工事費は必要ありません。

引っ越し先でもそのままauひかりを使い続ける場合にも、撤去工事費用はかからず、移転手続きのみで済ませることができます。

auひかりの解約時にかかる費用について、詳しくは以下の記事でも解説しています。

「どれくらいかかる?auひかりを解約する際にかかる費用 」

auひかりの解約費用を抑える方法

ここからは、auひかりの解除時にかかる費用を抑える方法について解説します。

更新月に解約する

契約更新月以外の時期に解約手続きを行うと違約金が発生します。そのため、更新月に解約することで解約時にかかる費用を抑えることができます。

My auなどから更新月を確認し、引越し時期を調整できるのであれば、更新月を狙って解約手続きを行いましょう。ただし、更新月に解約する場合でも、開通工事費の残債がある場合には一括で支払う必要があるため注意してください。

引っ越し先でもauひかりを利用する

引越し先でも継続してauひかりを利用し続ければ、違約金や撤去工事費などを抑えることができます。引越し先がauひかりのサービス対象エリアに該当していなければ、継続利用できないため注意が必要です。事前に確認しておくと良いでしょう。

引越し先でauひかりが使えるかを確認したい場合、auひかり公式ページの「提供エリアの検索」を見ることで該当エリアを参照することができます。

郵便番号入力と住所タイプ入力で確認することができるので、継続利用を検討している場合には事前に確認しておきましょう。

auひかり「提供エリアの検索」

まとめ

引越し時にauひかりを解約する場合、解約時期によっては違約金や開通工事費の残債など、費用が必要になる点に注意しなければなりません。費用を抑えるためにも、事前に契約更新月を確認し、契約更新期間に解約手続きを行いましょう。

また、乗り換えキャンペーンを利用してほかの光回線に切り替えるのも方法のひとつです。

キャンペーンによっては、違約金や開通工事費の残債、撤去工事費などをキャッシュバックしてもらえる場合があるので、検討してみると良いでしょう。