オンラインゲームに光回線がおすすめの理由とは?おすすめの回線も紹介

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特にゲームプレイでおすすめの光回線は、以下の4社です。

・ドコモ光

・ソフトバンク光

・So-net光

・ビッグローブ光

ここでは、上記4社それぞれの特徴とともに、ゲームプレイに光回線がおすすめな理由を解説します。

なぜゲームプレイには光回線がおすすめなのか?

インターネットを利用するゲームプレイには、光回線がおすすめです。従来の電話回線を利用したインターネットよりも光回線のほうが良い理由は、通信速度やping値、通信が安定していることにあります。

通信速度が速い

オンラインゲームを楽しむうえで、インターネットの通信速度は重要なポイントです。一般的なオンラインゲームを快適にプレイするために必要となる通信速度は、10Mbps以上とされています。

手軽に導入できるホームルーターやポケット型でも10Mbps以上はありますが、光回線の通信速度の場合は約20倍以上あるため、安心して利用可能です。ホームルーターやポケット型では約3~4倍程度であることを踏まえると、光回線の速さがよく分かります。

ping値の低さ

ping値の低さも重視しましょう。ping値とはゲームサーバーとのデータ通信にかかる時間の長さを表したもので、数値が低いほどラグが少ないため、動作がスムーズです。FPSゲームなど一部のジャンルでは、通信速度よりも重視すべきポイントともいえます。

基本的に数値が低いほうが良い点は共通していますが、ゲームごとに最適なping値はさまざまです。一般的なゲームであげると、それぞれ以下の数値が推奨ping値とされています。

ゲームジャンル

推奨ping値

FPS・TPS・格闘ゲーム

15ms以下

MOBA・シューティング

30ms以下

MMORPG、MORPG

50ms以下

カード・囲碁・将棋

100ms以下

 

平均的な数値で見ると、ホームルーターやポケット型は81ms以上ですが、光回線は27ms程度とかなり低めです。ping値が高くラグが多くなると、キャラクターの動作が遅くなり対戦などで不利となります。その点、光回線はping値が低いため、格闘ゲームなどで相手からの攻撃を避けたはずなのに、ダメージを受けてしまった、などのラグも発生しにくいでしょう。

通信が安定している

光回線は電柱から直接光ファイバーケーブルを建物内へ引き込んでいます。そのため天候などに左右されることなく、安定した通信ができるのが最大のメリットです。通信が安定していなければ、ゲーム中のラグの原因にもなるため快適なゲームプレイができません。

ホームルーターなどモバイル回線は無線で基地局と通信するため、天候などに影響されやすく、どうしても安定感に欠けてしまいます。

ゲームにおすすめの光回線

ゲームにおすすめの光回線は、以下の4社です。

・ドコモ光

・ソフトバンク光

・So-net光

・ビッグローブ光

これらのサービスは光コラボ(光コラボレーションモデル)と呼ばれるもので、フレッツ光と同じ光回線を使用しています。フレッツ回線は「PPPoE方式」を使った従来の通信方法で、混雑時の速度低下が問題となっていますが、光コラボは次世代の「IPoE方式」を利用することで速度問題を解決できるでしょう。

IPoE方式は、たとえば以下の名称で提供されています。

・v6プラス

・transix

・OCNバーチャルコネクト

IPoE方式は無料で提供している光コラボが多いため、対応ルーターを用意するだけで契約者は誰でも使えます。契約時に対応ルーターを事業者側から無料貸与してもらえる場合も少なくありません。

ここでは、先にあげた光コラボ4社それぞれの特徴を解説します。

ドコモ光

ドコモ光は、利用者の96.8%が「速い」と回答するほど通信速度に定評のあるサービスです。IPv6対応のWi-Fiルーターを無料でレンタルできるキャンペーンを実施しているうえ、工事費無料で初期費用を大幅に抑えられるメリットもあります。

また、ドコモユーザーはスマホの基本料金が割引される特典も利用可能です。さらに「GMOとくとくBB」からの申し込み者は20,000円のキャッシュバックを受けられます。

ソフトバンク光

ソフトバンク光はドコモと同じく、大手スマホキャリアによる提供のため、設備やサポートが充実しているのが特徴です。通信速度もNTTのフレッツ光と同じ最大1Gbpsとなっており、IPv6 IPoE + IPv4接続方式の利用によって、従来のIPv4接続方式よりも高速でインターネットを楽しめます。

契約内容(新規契約や転用・事業者変更など)の違いで割引額は異なりますが、工事費の割引キャンペーンも積極的に行っています。

So-net光

So-net(ソネット)光は、NTT東日本・西日本の光回線とSo-netのプロバイダーをセットにしたインターネットサービスです。ソフトバンク光と同じく最大1Gbpsの通信速度を特徴としており、混雑時間帯も影響を受けにくい次世代の接続方式「v6プラス」で快適なゲームプレイができます。

v6プラス対応ルーターの永年無料レンタルなど、お得なキャンペーンも利用可能です。

ビッグローブ光

ビッグローブ光は、長年インターネット通信などのサービスを提供してきた企業による光回線を利用したインターネットサービスです。次世代の接続方式IPv6に対応しているため、高品質かつ高速の通信でゲームを楽しめるでしょう。

auひかりよりも提供エリアが広いことが特徴で、auスマホユーザーを対象とした割引プランなどの特典が用意されています。auスマホのほかにも、格安SIM「ビッグローブモバイル」など格安スマホの割引も可能で、契約時の特典総額は最大で66,400円におよびます。

通信速度に不満が出たときの対処法

オンラインゲームをプレイしているときに通信速度で不満が出た場合は、光回線の利用に加えて、利用環境にも注意しましょう。最後に、通信速度の不満点を解消するための対処法をふたつ紹介します。

有線で接続する

Wi-Fiルーターとゲーム機をワイヤレスでつないでいる場合は、有線での接続に切り替えてみましょう。LANケーブルを使用した有線のほうが、回線が安定するためです。各ゲーム販売会社やゲーム機本体のメーカーも、インターネットを利用したプレイ時は有線での接続を推奨しています。

また、使用するLANケーブルにも注意が必要です。LANケーブルそれぞれに対応できる最大速度が決められており、契約した光回線の最大速度に合うものを選ぶことが重要です。

回線が混雑する時間帯は避ける

夕方以降など、プレイ人口が多くなる時間帯はラグが発生しやすくなります。ラグがゲームの勝敗を大きく分けるなど、絶対にトラブルを避けたい場合は、回線が混雑しやすい時間帯を避けることも効果的な対策のひとつです。

自分自身の通信環境に問題がなくても、通信状況が悪い人がいると巻き込まれる形でラグが発生するケースもあります。

まとめ

オンラインゲームをより快適に楽しみたいのであれば、光回線の利用がおすすめです。ホームルーターやポケット型などモバイル回線を利用した通信でも速度的には大きな問題はありませんが、安定性の面で心配が残ります。チームプレイや対戦型ゲームで致命的となるラグの問題も、光回線のほうがリスクは低くなります。