一人暮らしでWi-Fi|光回線かモバイルWi-Fiどっち?

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一人暮らしでWi-Fiをつなぐなら、何を選ぶべきでしょうか。光回線だと安心感はあるものの、モバイルWi-Fiでも十分という声もあるため、どちらを選ぶべきか迷ってしまいますよね。


この記事では一人暮らしには光回線とモバイルWi-Fiのどちらがおすすめなのか解説します。おすすめの光回線も紹介しますので、選ぶ際の参考にしてみてください。


・一人暮らしでWi-Fiをつなぐなら、光回線がおすすめ

・外で利用することが多いなら、モバイルWi-Fiがおすすめ

・光回線はスマホとのセット割ができるところだとお得

一人暮らしWi-Fiをつなぎたいなら光回線

一人暮らしで自宅にWi-Fiをつなぎたいなら、光回線がおすすめです。光回線がおすすめな理由を紹介します。

一人暮らしで光回線がおすすめな理由

光回線とは家庭用固定回線のことで、光ファイバーを利用してデータの送受信を行います。

光回線の主なメリットは、以下のふたつです。

・通信が速く、安定している

・通信制限がかからない

インターネットの使用で困るのが、「動画を視聴したいのに通信速度が遅くてコマ送りのようになってしまう」、「ビデオ会議の途中で画面が固まってしまう」などといった状況です。

メールの送受信くらいなら通信速度が遅くてもあまり問題ないでしょう。しかし、オンラインゲームやビデオ会議、動画の視聴をストレスフリーで利用するには、通信速度の速さが求められます。

光回線は通信速度が速く、安定しているので、一人暮らしでもオンラインゲームや高画質での動画視聴、ビデオ会議などを利用する機会が多い方にはおすすめです。

また、光回線のほかのメリットとして通信制限がかからない点が挙げられます。どんなに使っても通信制限がかからないので、使用容量を気にせず思う存分インターネットを利用することが可能です。

モバイルWi-Fiだと1ヶ月あたりの使用容量が定められていることが多く、無制限プランでも3日間10GBまでなどの制限があることがほとんどです。通信制限がかかると、解除されるまでの間は通信速度が極端に遅くなり、思うようにインターネットが使えなくなるので使用量を気にしながら使う必要があります。

一人暮らしで光回線をつなぐには

これから一人暮らしをはじめる方は、光回線をつなぐ前提で物件探しをすることが重要です。

まず、建物がインターネット完備の物件か確認しましょう。インターネット完備の物件であれば、工事なしでインターネットを利用することが可能です。

インターネット完備でないなら、光回線をつなぐための工事が必要となります。工事をするためには大家さんの許可がいるので、光回線の導入は少しハードルが高くなるでしょう。工事の際には壁に小さな穴を空けることもあり、そのための許可も大家さんに取っておくことが必要です。

また、利用するエリアが光回線の提供エリアかどうか確認しておくことも忘れないようにしましょう。提供エリア内でなければ、光回線を利用することはできません。提供エリアについては、各光回線のホームページで確認できます。

外でもWi-Fiを使いたいならモバイルWi-Fi

モバイルWi-Fiは、LTEなどの電波を利用しているインターネット回線です。電波を利用するものなので、開通工事が必要なく、契約する回線業者やプロバイダの基地局の電波が届く範囲であれば、どこでもインターネットにつなげることができます。

光回線だと自宅でしか利用できないのに対し、モバイルWi-Fiは持ち運んで好きな場所で利用することが可能です。外出先などにも携帯してWi-Fiを利用したいのなら、モバイルWi-Fiを選ぶようおすすめします。

モバイルWi-Fiのほかのメリットとして、契約が簡単という点も挙げられます。光回線の場合は、設備が導入されていない物件だと開通工事が必要です。

申し込みから工事まで2週間~1ヶ月くらいかかることが多く、時期によってはそれ以上かかることもあります。申し込みから実際にインターネットを利用できるようになるまで、一定期間待つことになるでしょう。

モバイルWi-Fiについては開通工事が不要なので、早ければ申し込んでその日のうちにモバイルWi-Fiルーターが受け取れます。

一人暮らしにおすすめの光回線

これから光回線を導入する方のために、一人暮らしにおすすめの光回線を紹介します。

ソフトバンク光

ソフトバンクが提供している光回線です。ソフトバンクユーザーであれば、特にソフトバンク光をおすすめします。

<ソフトバンク光の月額基本料金>

住宅の種類

月額料金(税込)

集合住宅

4,180円

戸建て住宅

5,720円

・ソフトバンク光の特長

使っているスマホがソフトバンクの方であれば、「おうち割 光セット」が適用されます。

「おうち割 光セット」では、スマホ通信料が毎月1,100円割引されるのでお得です。(対象料金サービス利用の場合)

ソフトバンク光の契約者だけでなく、同居家族、離れて住む家族もセット割の対象になり、最大10回線まで割引が可能です。

ソフトバンク光の通信速度は最大1Gbpsと高速なので、ネット動画もオンラインゲームもストレスフリーで楽しめます。

ソフトバンク光では、開通するまでの間にインターネットを利用できるように、AirターミナルまたはポケットWi-Fiを無料で貸し出しています。申し込みしてから開通工事まで待つ間も、すぐにインターネットが使えるので便利です。

ドコモ光

ドコモ光は、NTTドコモが提供している光回線です。ドコモユーザーなら、迷わずドコモ光をおすすめします。

<ドコモ光(1ギガプラン)の月額基本料金>

住宅の種類

月額料金(税込)

集合住宅

4,400円

戸建て住宅

5,720円

・ドコモ光の特長

使っているスマホがドコモの場合は「ドコモ光セット割」が適用されます。ドコモのギガプランまたはパケットパックの月額料金が最大で1,100円割引されるのでお得です。

ドコモ光セット割は、ファミリー割引グループ内の家族であれば最大20回線まで同等の割引を受けられます。離れて暮らす家族も割引対象になるので、ファミリー割引グループを維持したまま一人暮らしをはじめるなら、離れて暮らす両親や兄弟も割引の恩恵を得られるということです。

対応エリアがまだ限られていますが、ドコモ光では最大通信速度10Gbpのプランを選ぶこともできます。10Gbpsプランなら、高画質・大容量のコンテンツを複数のデバイスで同時に楽しむことが可能です。

また、ドコモ光の2年定期契約更新のたびに期間・用途限定のdポイント3,000pt(3,000円相当)をもらうことができるのでお得感があります。

ビッグローブ光

フレッツ光とビッグローブのインターネット接続サービスをまとめたのがビッグローブ光です。auユーザーならビッグローブ光をおすすめします。

<ビッグローブ光の月額基本料金>

住宅の種類

月額料金(税込)

集合住宅

3,980円

戸建て住宅

4,980円

・ビッグローブ光の特長

auユーザーであれば、セット割が利用できます。ひかり電話の加入をすれば、「auスマートバリュー」に申し込み可能で、毎月のスマホのデータ利用量に応じて550円、または1,100円の割引が受けられます。割引は同居家族であれば最大10台まで適用され、50歳以上なら同居していない家族でも割引対象です。

ひかり電話の加入が不要なら、「ビッグローブ光×auセット割」に申し込むことができます。こちらは、スマホやケータイの料金プランに応じてビッグローブ光の月額料金が500円もしくは1,200円割引されるというものです。auの回線が複数あっても割引料金は最大1,200円までという点を覚えておきましょう。

ビッグローブ光は、通信速度が最大1Gbpsと高速ですが、ソフトバンク光やドコモ光と比較すると月額料金が少し安くお得感があります。また、IPv6接続(IPoE方式)対応なので、時間帯によって通信速度が遅くなるといったことも少なく快適に利用できるのも特長です。

まとめ

一人暮らしでも高画質の動画やオンラインゲームを楽しみたい、ビデオ会議を利用したいといった方は、通信速度が早く安定している光回線がおすすめです。光回線なら、通信制限もないので、使用量を気にせず、好きなだけインターネットを利用できます。

光回線を選ぶときは、スマホとのセット割が適用できるサービスに申し込むと、月々の通信料金の節約につながるのでお得です。