目次
まず料金内訳の詳細を確認する
auひかりの料金内訳を確認してみましょう。My auにログインすることで何にいくらかかっているのか、どんな割引サービスが適用されているのか詳細に確認できます。
まずは、高いと思っている金額がauひかりのみの料金なのかどうかチェックしてみましょう。auでは光回線以外にもさまざまな通信サービスを提供しています。そして、auひかりを利用している人の中には、auのスマホやauひかり電話サービスなども利用している人も多いです。
その場合には、「KDDIまとめて請求」で複数のサービス料金を合算した金額が請求されている可能性があります。
【料金比較】auひかりの料金は他社と変わりない
auひかりの料金を含む主要な光回線業者の料金を比較してみました。auひかりの料金が他社と比べて、高いのかどうか見ていきましょう。
au | ずっとギガ得プラン | 5,600円 |
ギガ得プラン | 5,700円 | |
標準プラン | 6,800円 | |
ソフトバンク |
| 5,200円 |
ドコモ | 1ギガタイプA | 5,720円 |
1ギガタイプA(期間契約なし) | 7,370円 | |
1ギガタイプB | 5,940円 | |
1ギガタイプB(期間契約なし) | 7,590円 | |
1ギガ単独タイプ | 5,500円 | |
1ギガ単独タイプ(期間契約なし) | 7,150円 | |
ドコモ光ミニ | 2,970~6,270円 | |
ドコモ光ミニ(期間契約なし) | 4,620~7,920円 | |
NURO光 | 3年間の継続契約 | 5,200円 |
2年間の継続契約 | 5,700円 | |
継続契約なし | 6,200円 | |
ビッグローブ光 | 3年プラン | 5,478円 |
2年プラン | 5,698円 |
auひかりの料金は、他社と比べて特段高いわけではありません。契約期間が決まっているずっとギガ得プランとギガ得プランは5,000円台に収まっており、平均的な料金といえます。
また、標準プランは料金が高めですが、契約期間が定められていません。いつでも違約金なしで乗り換えできるタイプのプランです。このタイプのプランはほかの業者でも高めの料金設定になっています。
auひかりが高いと感じる場合の料金見直し3つのポイント
auひかりの料金が高いと感じる場合には、少し見直してみることで安くなることもあります。
ここでは、auひかりの料金見直しをする際に、チェックしておくべきポイントについて見ていきましょう。
auスマートバリューを利用する
auひかりではスマートバリューという割引制度を実施しています。その内容は、auのスマホを利用している場合に、1台あたり最大1,000円の割引を受けられるというものです。auひかりの契約者本人のスマホだけでなく、家族のスマホも対象になります。
このスマートバリューは、auひかりとauのスマホの両方を利用していれば、自動的に適用されるわけではありません。そのため、現時点でauひかりとauのスマホを両方利用している人でも、スマートバリューが適用されていない可能性もあります。
スマートバリューが適用されているかどうか確認するには、スマホの料金明細を見てみましょう。スマートバリューとして1,100円が差し引かれていれば、適用されていることが分かります。そのような項目がなければ、適用されていないということです。
また、スマートバリューの割引はあくまでスマホ料金から差し引かれます。auひかりの料金内訳には記載されないという点に留意しておきましょう。
スマートバリューが適用されるためには、auひかり電話のオプションにも加入していなければなりません。また、My auから申し込みをする必要があります。
スマートバリューの適用条件を満たしているにもかかわらず、申し込みをしていない場合には、今からでも申し込みをしましょう。
ひかり電話に関しては、オプションという扱いになっており、付けているとauひかりの料金に加えて550円かかります。不要なオプションだということで、外している人もいるかもしれません。
しかし、ひかり電話のオプションを付けていないために、スマートバリューの適用条件を満たさない場合には付けるのがおすすめです。料金が550円高くなってもスマートバリューで1,100円の割引を受けられれば、トータルで安くなります。家族でauのスマホを使っている場合は、かなりお得になるでしょう。
支払い方法を変更する
auひかりの料金を窓口で支払っている場合には、1ヶ月あたり440円の手数料がかかっています。1年間で見てみると、5,280円も手数料を支払っていることになるため軽視できません。1ヶ月分の料金とほとんど変わらないくらいの金額です。
プロバイダがau on netなら、口座振替かクレジットカード決済にすれば、手数料はかかりません。My auのページから変更手続きをしておきましょう。
auひかりは、au one net以外のプロバイダも同じ料金で利用できますが、その場合の料金の支払先はプロバイダです。光回線のサービス自体は、どのプロバイダでも変わりませんが、料金決済の手数料はプロバイダによって異なります。
一部のプロバイダでは、口座振替でも手数料が発生するため注意しましょう。もし手数料が発生している場合には、クレジットカード決済へ変更することをおすすめします。クレジットカード決済ならどのプロバイダでも、決済手数料はかかりません。
また、紙の請求書を発行してもらっている場合には、発行手数料として220円かかっています。これを発行しないようにすれば、その分節約ができます。紙の請求書がなくても、明細の内容はMy auからダウンロードして、いつでも確認することが可能です。
オプションサービスを見直す
auひかりを契約したときに、多くの場合オプションも一緒に申し込んでいます。しかし、そのオプションをほとんど活用していない人も珍しくありません。オプションを付けていることを忘れている人もいるでしょう。
オプションを付けていると、その分だけ料金が高くなってしまいます。現在付けているオプションが本当に必要なのかどうか、今一度確認してみましょう。もし、不要なオプションがあれば解約しておくようにします。
ただし、特典にかかわるオプションを解約してしまわないように注意しましょう。たとえば、auひかり電話のオプションを解約してしまうと、スマートバリューが適用されなくなります。そうなると、auひかりの料金は安くなっても、スマホの料金が高くなってしまうため注意が必要です。
オプションは主に以下のようなものがあります。
・テレビサービス
・無線LAN(Wi-Fi)サービス
・auひかり電話
・セキュリティサービス
・安心ネットフィルター
テレビサービスは、映画やドラマ、アニメなどを視聴できるサービスです。普段利用していなければ外すことをおすすめします。
市販のWi-Fiルーターを使っている人なら、無戦LANサービスも不要です。セキュリティサービスも、市販のセキュリティソフトを使っていれば、外しても問題ありません。
安心ネットフィルターは、未成年の子供がいればあっても良いですが、そうでない場合には、あまり必要ないでしょう。
まとめ
auひかりは、ほかの光回線業者と比べて、料金が特に高いわけではありません。もし、高いと感じる場合には、決済手数料が発生していたり、不要なオプションが付いていたりすることがあるため、明細を見て原因を確認してみましょう。
オプションなどの見直しをしても、納得がいかなければ、乗り換えを検討することがおすすめです。