光回線のお得な選び方と判断基準を紹介!最適な光回線はどこ?

この記事は約7分で読み終わります。

光回線の事業者は数多く存在します。特に「光コラボ」と呼ばれる、NTTの光回線を使っている事業者は500社以上 あり、その中から自分に合ったところを選ぶのは大変です。そんなときは、以下の判断基準で選ぶと良いでしょう。


・スマホのキャリア

・住まいの種類

・キャッシュバックや特典の内容


今回は、光回線のお得な選び方について詳しく解説します。

【判断基準】光回線の選び方

光回線を選ぶときの判断基準は、大きく分けて3つあります。

まずは、スマホのキャリアで選ぶ方法です。光回線事業者の中には、特定のキャリアのスマホを契約していると、「セット割」が適用されるところがあり、スマホや光回線の月額料金から一定額が割り引かれます。

例えば、家族で同じキャリアのスマホを利用し、家族割引のグループに入っていると、全員が「セット割」の対象となります。対象となる人数が多いほどお得になるでしょう。(ただし、人数の上限はあります)

次に、住まいの種類で選ぶ方法です。ほとんどの光回線事業者では戸建てプランとマンションプランがあり、それぞれで工事費や月額料金が異なります。いずれにしても、料金が安いほうが小さい負担で利用できるでしょう。

そして、キャッシュバックや特典の内容です。光回線の事業者では、不定期にキャンペーンを実施しており、工事費が無料になる、月額料金が割り引かれる、現金がキャッシュバックされる場合があります。これらを上手に活用すれば、高額の費用が発生する新規の導入や乗り換えが簡単にできるでしょう。

【選び方】お使いのキャリアで光回線を選ぶ!

ここからは、それぞれの判断基準ごとに、おすすめの光回線事業者を紹介します。スマホのキャリアで光回線を選ぶときのおすすめを見てみましょう。

auユーザーなら「ビッグローブ光」

auでは、自社で「auひかり」という光回線を提供しており、auのスマホと「スマートバリュー」というセット割を適用できます。しかし、エリアが限定されており、アパートやマンションといった集合住宅では、あまり導入されていません。

スマートバリューは、光コラボの事業者でも適用できるところがあります。その中でもおすすめは「ビッグローブ光」です。まずは基本情報を見てみましょう。

ビックローブ光

申込手数料

3,300円

新設工事費

戸建て

19,800円

マンション

16,500円

月額料金(3年契約)

戸建て

5,478円

マンション

4,378円

 

新設工事費は、キャンペーンにより、毎月の分割支払額に相当する分が割り引かれ、3年間継続して利用すると実質無料になります。月額料金も最初の12ヶ月は毎月1,628円割り引かれますが、代わりに一括で40,000円のキャッシュバックを受けることも可能です(2021年10月現在)。

さらにビッグローブ光では、auのスマホやタブレット、携帯電話を契約していると、「auセット割」を適用できます。プランによって、ビッグローブ光の月額料金から最大1,320円の割引です。

auのスマートバリューも適用できますが、ビッグローブ光電話に加入しなければいけません。プランにもよりますが、対象となる家族のauの月額料金から最大で1,100円の割引です。auセット割との併用はできず、どちらか片方のみとなります。

ソフトバンクユーザーなら「ソフトバンク光」

ソフトバンク光は、ソフトバンクが提供するサービスですが、NTTの光回線を使用する「光コラボ」の一種です。まずは基本情報を見てみましょう。

ソフトバンク光

契約事務手数料

3,300円

新設工事費

戸建て

26,400円

マンション

26,400円

月額料金(2年契約)

戸建て

5,720円

マンション

4,180円

 

新設工事費は、初めて光回線を契約したり、他社回線(光回線以外も含む)から乗り換えたりする場合に限り、分割支払い額に相当する分が月額料金から割り引かれます。2年間継続して利用すれば実質無料です。また、乗り換えでは代わりに24,000円のキャッシュバックを選べます。

他社回線から乗り換える際に違約金や撤去工事費が発生すると、最大10万円まで実際にかかった費用をキャッシュバックしてくれるのも、うれしいところです。

さらに、ソフトバンクでスマホやタブレットなどを契約していると、「おうち割」が適用されます。対象となる家族ひとりにつき、月額料金から最大で1,100円の割引です。

ただし、おうち割を適用するには、ソフトバンク光で月550円からの指定オプションに加入する必要があります。

docomoユーザーなら「ドコモ光」

ドコモ光は、NTTドコモが提供するサービスです。同じNTTグループではありますが、「光コラボ」に該当します。まずは基本情報を見てみましょう。

ドコモ光

契約事務手数料

3,300円

新設工事費

戸建て

19,800円

マンション

16,500円

月額料金(2年契約)

戸建て

プランA

5,720円

プランB

5,940円

単独タイプ

5,500円

ドコモ光ミニ

2,970~6,270円

マンション

プランA

4,400円

プランB

4,620円

単独タイプ

4,180円

 

ドコモ光のプランAとプランBは、プロバイダとセットで契約できるプランです。単独タイプでは別途プロバイダを探して契約しなければいけません。ドコモ光ミニは、データ通信量によって月額料金が変わる従量制ですが、最大通信速度は100Mbps(0.1Gbps)に抑えられています。

キャンペーン期間中は、新設工事費が無料です。ほかの光回線事業者のように、毎月の分割支払い額を割り引くのではなく、まったくの無料になります。ほかにも新規の申込や光回線事業者の乗り換えであれば、dポイントを10,000ポイント(転用は5,000ポイント)受け取れるキャンペーンも実施中です。(2021年10月現在)

ドコモ光は、光回線事業者の中で唯一NTTドコモとのセット割(ドコモ光セット割)を適用できます。プランによってNTTドコモの月額料金から最大で1,100円の割引です。ファミリー割引のグループに含まれる家族全員が対象になります。

【選び方】住まいで光回線を選ぶ!

光回線を利用する住まいの違いによる選び方を見てみましょう。

マンション住まいの人におすすめは「ソフトバンク光」

これまで紹介した光回線事業者の中で、マンションの月額料金が安いのはソフトバンク光の4,180円です。工事費は26,400円かかりますが、キャンペーンによって分割支払い額が毎月の利用料金から割り引かれるので、2年間継続すれば実質無料になります。

戸建住まいの人におすすめは「ビッグローブ光」

一方、戸建てプランで月額料金が安いのはビッグローブ光の5,478円です。さらに、先述の月額料金割引の特典が適用されれば、最初の12ヶ月は3,850円になります。

工事費は19,800円かかりますが、キャンペーンによって分割支払い額が毎月の利用料金から割り引かれるので、3年間継続すれば実質無料です。

3年間継続するのは長いと感じるかもしれませんが、ビッグローブ光は引っ越しにともなう転居先の工事費が無料になります。

ほかの光回線事業者では、退去にともなう撤去費こそ無料ですが、転居先では別途工事費が発生するのが一般的です。進学や就職、異動などで引っ越しの可能性がある人でも安心して利用できるでしょう。

【選び方】プロバイダのキャッシュバックや特典で光回線を選ぶ

各光回線事業者ではキャンペーンに力を入れており、工事費が無料になったり、現金やポイントをキャッシュバックしたりするなどの特典が豊富です。その中でも「So-net光プラス」は、高額のキャッシュバックで際立っています。まずは基本情報を見てみましょう。

So-net光プラス

事務手数料

3,300円

新設工事費

戸建て

26,400円

マンション

26,400円

月額料金(3年契約)

戸建て

6,138円

マンション

4,928円

 

新設工事費は、キャンペーンにより、毎月の分割支払額に相当する分が割り引かれ、3年間継続して利用すると実質無料になります。

ほかにも、So-net光プラスでは合計60,000円のキャッシュバックを実施中です(2021年10月現在)。新規入会やコース変更で光回線を新設すると、3ヶ月後の15日以降に30,000円、12ヶ月後の15日以降に30,000円受け取れます。転用や光コラボの乗り換えであれば合計40,000円です。

ただし、キャッシュバックを受け取るには期日内までに受取口座の登録が必要であり、忘れてしまうと契約中でも受け取れません。

このように、光回線事業者や代理店が実施するキャンペーンの多くは、適用の条件があります。キャンペーン目的で契約するときは、事前にしっかりと確認しましょう。キャッシュバックについては、以下の記事もチェックしてみてください。

キャッシュバックが高額な光回線まとめ!選ぶときの注意点も紹介 

まとめ

光回線を選ぶときは、スマホのキャリアや住まいの種類、キャッシュバックや特典の内容を判断基準にする方法があります。適用されると、初期費用や月額料金などの負担が軽減され、お得に利用できるでしょう。