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契約しているプロバイダの確認方法
プロバイダは多くの種類があるため、契約から数年経つと、どこの事業者と契約しているかわからなくなるケースはめずらしくありません。
この項目では、自分が契約しているプロバイダを確認する方法を紹介します。ぜひ参考にしてください。
契約書を確認する
プロバイダを契約した際の書類を保管している場合は、契約書に記載された事業者名を確認してみましょう。書類を確認すると契約しているプラン名や利用開始日も判明するため、更新月も割り出せます。
契約関連の書類がなくても、プロバイダからメールアドレス付与のお知らせや、会員サービス用のID、パスワードが記載された案内状が届いている場合もあります。更新月を迎える時期は、自動更新に関する通知書が届いている可能性もあるため、封筒だけではなくハガキも探してみましょう。
利用明細を確認する
毎月のプロバイダ料金が問題なく支払われているなら、書類の代わりに利用明細を確認する方法もあります。
たとえば口座からの引き落としを行っている場合、通帳に支払先としてプロバイダ名が書かれているはずです。クレジットカードを利用している方は、カードの利用明細でも確認できます。
近年はペーパーレスの推進により、オンラインの会員ページのみで明細を確認できる銀行やカード会社も増えています。オンライン上の通帳や利用明細にも支払先の事業者名は記載されているため、一度確認してみてはいかがでしょうか。
フレッツ光へ問い合わせる
書類が見つからないときは、直接フレッツ光へ問い合わせる手段も手軽でおすすめです。方法は、公式サイトの会員制プログラム「フレッツ光メンバーズクラブ」で契約情報を確認するか、コールセンターへの問い合わせです。
コールセンターを利用する場合は、受付時間に注意しましょう。「フレッツ光メンバーズクラブ」は初回に会員登録、ログイン時にパスワードなどの入力が必要ですが、メンテナンス日を除いて24時間いつでも自由に確認できます。
フレッツ光のプロバイダを乗り換える方法
近年はコラボ光のように光回線とプロバイダをセットで申し込めるサービスも増えています。一方、フレッツ光は回線とプロバイダをそれぞれ別に契約しており、回線はそのままでプロバイダのみ乗り換えることも可能です。
解約から新規申し込みまでの手順は、各プロバイダで異なります。乗り換えがスムーズにできなければインターネットを使えない期間ができてしまうため、契約先プロバイダの公式サイトなどで確認しておきましょう。
ここでは基本的な乗り換え手順について紹介します。
1.乗り換え先のプロバイダに新規申し込みをする
まず、新しく契約したい(乗り換え先の)プロバイダに新規申し込みをします。先に現在使用しているプロバイダを解約するとインターネットを利用できない期間が発生するおそれがあり、乗り換え手続きもスムーズに行えなくなります。
インターネットが利用できる状況を確保するために、先に乗り換え先の申し込みを済ませておきましょう。インターネット上で手続きを行うと、3日~1週間程度の短期間で新しいプロバイダでのインターネットを利用できるようになるため、急いでいる方におすすめです。
2.利用しているプロバイダを解約する
次に、現在利用しているプロバイダの解約手続きを行います。新しいプロバイダに乗り換えても自動で解約されるものではないため、必ず手続きが必要です。
プロバイダの解約方法は、事業者の公式サイトや電話での手続きが一般的です。自身の都合に合わせて選びましょう。
電話で手続きを行うときはコールセンターの受付時間に注意してください。解約希望の旨を伝え、所定の手続きを行えば、後日解約のための書類が郵送されます。記入後に返送すると、プロバイダの解約が完了します。
3.デバイスの設定を変更する
乗り換えの手続きを行っていた新しいプロバイダから、接続のために必要なアカウントIDとパスワードが通知されます。パソコンなど端末でインターネットを接続するための設定を行い、きちんとインターネットを利用できていれば、プロバイダの乗り換え作業は終了です。
乗り換え後は以前使用していたプロバイダのメールアドレスが利用できなくなるため、日常的に利用していた方は注意しましょう。
どうしてもメールアドレスを変更したくない方は、メールアドレスのみを利用できるプランがないか探してみましょう。ただし、すべてのプロバイダがメールアドレスのみを有料提供しているとは限りません。
フレッツ光のプロバイダの選び方
フレッツ光の利用は辞めたくない一方で、プロバイダや契約プランに不満がある方は、プロバイダのみの乗り換えを検討しても良いでしょう。自分に最適なプロバイダを選ぶためには、料金や速度、特典など優先したい部分を明確にしたうえで比較することが重要です。
料金で選ぶ
料金で選ぶといっても、プロバイダ料はどの企業も毎月500円~1,000円程度は発生します。そのため大きな差はないでしょう。よりお得にインターネットを利用したいのであれば、月額料金だけではなく、独自に行われている割引キャンペーン情報も確認したうえでプロバイダを選びましょう。
たとえば一部のプロバイダでは、グループ会社のスマホ料金から毎月一定金額を割引してくれる割引サービスがあります。
速度で選ぶ
現在利用しているプロバイダでは、通信速度が遅いと感じることが多い場合は、乗り換え先を速度重視で探すことが問題解決のポイントです。プロバイダの速度や安定性を確認するには、「Ipv6」への対応の有無を確認します。
Ipv6は提供され始めたばかりの、比較的新しい回線です。従来のインターネットはIpv4が利用されており、利用者の増加にともなって繋がりにくい時間帯や曜日があるなど、不便さを感じる人もいます。
Ipv6ならユーザー数がIpv4に比べて少なく、混雑しやすい時間帯でも安定した通信速度でインターネットを楽しめるでしょう。
特典やオプションで選ぶ
プロバイダのみを乗り換える場合、光回線の開通にかかる工事費が発生しないメリットがあります。契約先によっては、さらに条件次第でキャッシュバック特典を受けられることもあるため、気になるプロバイダはキャンペーン情報もしっかり確認しましょう。
ほかにも「セキュリティソフトがしっかりしているか」や「サポートが充実しているか」など、各プロバイダそれぞれの魅力を重視する選び方もおすすめです。
スマホなど無線接続したい端末があり、Wi-Fiルーターの設置も検討している方は、無料レンタルできるプロバイダを中心に探してみてはいかがでしょうか。
まとめ
フレッツ光からコラボ光に転用したり、ほかのプロバイダに乗り換えたりするときは、現在契約しているプロバイダの解約手続きが必要です。しかし何年も前に契約した場合、どこのプロバイダと契約しているかわからなくなるケースもあります。
手元の書類や料金の支払い明細を確認するほか、フレッツ光に直接問い合わせることもできるため、プロバイダがわからず手続きを中断している方は、一度試してみてください。